平成29年度 ふるさと名物応援事業補助金(JAPANブランド育成支援事業)「八女手漉き和紙の文化財保存・修復用途の欧州での普及と販路確立」

八女の手漉き和紙の魅力

 日本国内で表装用和紙として高い評価を受ける八女の手漉き和紙の特徴は軽くて通気性がよく耐久性があるところです。
 このJAPANブランドの特長を活かしイタリアをはじめ欧州諸国の文化財保存・修復分野に携わる多くの方々に
「八女の手漉き和紙の魅力」をご紹介いたします。

八女の手漉き和紙の魅力のイメージ

八女手漉き和紙の始まり

 八女手漉き和紙の歴史は古く、正倉院に残る天平十九年(747年)の古文書に「筑紫和紙」の名前が残っています。この紙を再興したのは日蓮宗の僧日源上人です。今から400年以上前の文禄年間、越前から来て溝口村(現筑後市)の福王寺を再興したとき、矢部川の豊かで良質な水、楮の木が多いことに着目して、福井から3人の紙漉きを呼んではじめたのが今に伝わるといわれています。

八女手漉き和紙の始まりのイメージ

筑後の良質な水が育んだ手漉き和紙の歴史

 紙漉きの技は筑後一帯に広まり、最盛期には1800軒もの紙漉き場があったそうです。この筑後で漉かれた良質な和紙は全国に広まりました。「筑後手すき和紙」として県の無形文化財に指定されたのは昭和47年(1972)、福岡県特産工芸品に指定されたのは昭和54年(1979)です。機械化や洋紙が広く使われるようになったことで手漉き和紙の販路は急激に減っています。そのような状況の中でも、優れた技術を受け継ぎ、新たな用途の模索が続いています。八女和紙の特長は、原料の楮の繊維が長く丈夫であることです。極薄の和紙や合わせの技法で作られる見事な手漉き和紙には、海外からの注目も熱くなっています。

手漉き和紙の歴史のイメージ

一般社団法人 ミュージアム支援者協会 八女和紙プロモーション委員会

竹田 仰((一社)ミュージアム支援者協会 代表理事)/ 狩野啓子(久留米大学文学部教授 (一社)ミュージアム支援者協会理事)/ 牧口健次郎((一財)八女伝統工芸館 館長)/ 溝田俊和(溝田和紙 代表)/ 神本秀爾(久留米大学文学部 講師)/ 後郷吉彦((公財)福岡県産業・科学技術振興財団 地域連携コーディネーター ・福岡女学院大学非常勤講師)/ 古場賢一(コミュニケーションワークス(株) 代表取締役)

問い合わせ先
久留米大学比較文化研究所 文化財保存科学研究部会 八女手漉き和紙当 狩野啓子 kano_keiko@kurume-u.ac.jp

Photographic credits
YAME-WASHI PROMOTION / THE MUSEUMS SUPPORT ASSOCIATION
#201, 4-17-27 TAKAMIYA, FUKUOKA-CITY, FUKUOKA, JAPAN 815-0083
THIS INFORMATION HAS BEEN OFFICIALLY PROVIDED BY THE YAME CHAMBER OF COMMERCE & INDUSTRY.
WE ARE GRATEFUL TO THEM FOR ALLOWING US TO REPRODUCE IT IN THIS LEAFLET.